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有馬記念 ゴールドシップのラストランは内田騎手 [競馬]

栗毛の悪童がオルフェーブルなら芦毛の悪童はこのゴールドシップでしょう。
そのゴールドシップのラストランのジョッキーが内田に決まりましたね。まぁ騎乗依頼をする調教師も承諾した内田もどんな気持ちなんだろうか?
個人的には悪童にしてしまったのは内田ではないかと思っている。競馬を教え込む時期に乗っていたのは内田。
コース実績や復活、引退のドラマもありそうですが馬券は買えないかな。


G1・6勝馬ゴールドシップ(牡6、須貝)がラストランの有馬記念(G1、芝2500メートル、27日=中山)で内田博幸騎手を鞍上に迎えることが2日、発表された。

 引退式は当日のレース後に行われる予定。須貝尚介調教師は「最初にG1を勝ってくれたジョッキーだし、いいレースも悪いレースも経験しているから」と期待を口にした。内田騎手とはG1・4勝を挙げており、13年ジャパンC以来13戦ぶりのコンビ復活となる。
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第16回チャンピオンズC・G1 ノンコノユメ [競馬]

馬名は可愛らしい。決して大馬主出ないオーナーの夢を背負って?走るノンコノユメに期待したい。母馬も同オーナーの馬でノンコ。生産は社台ファームっていうのは少し残念。
毎週同じ勝負服ばかりじゃあつまらない。
調教も良さそうなんで期待できますね。


◆第16回チャンピオンズC・G1(6日、ダ1800メートル、中京競馬場)

 今年のジャパンダートダービーを圧倒的な末脚で制したノンコノユメ。母のかなえられなかった夢をつかんだ孝行息子はチャンピオンズCで、3歳馬として9年ぶりの優勝を狙う。中京競馬場での国際G1で古馬の壁に挑む若き砂王のこれまでの戦いぶりを振り返りながら、関係者の思いを全3回にわたって伝える。

 ノンコノユメ。愛らしく、一見、牝馬にも思える競走馬の名前は、母ノンコに由来する。山田和正オーナーにより、まな娘のどかさんの愛称をつけられたアグネスタキオン産駒は、05年の新馬戦など3勝をマーク。年1頭のペースで馬を持ってきたオーナーにとって、所有10頭目にして初めての新馬勝ちした馬だった。

 ノンコは社台ファームで繁殖に入り、2番目に父トワイニングの牡馬を産んだ。親子2代にわたって所有することになった山田オーナーは命名の理由を振り返る。「ノンコの子供なので、ノンコのあとに何かをつけたかった。ノンコと娘の共通の夢であるようにと、ノンコノユメと名付けたんです」。娘同然の愛馬の子に夢を乗せた。

 美浦・加藤征厩舎への預託が決まったトワイニング産駒は順調に育成を消化し、2歳10月に厩舎に入った。11月23日の東京・ダート1600メートルにデビューを定めたトレーナーは、1週前の北Cダートコースでの動きに目を見張った。「すごく動きが良かったんですよね。ストライドが伸びて、馬の格好が違っていた」

 京都のG1、マイルCSの裏開催。有力騎手が少ない状況をかんがみて、鞍上には減量騎手の石川が配された。レース前、装鞍所に現れた当時19歳の若手に、トレーナーは握手を求めた。「それくらい自信がありましたからね」。祝福の儀礼をレース前に済ませるほど、手応えがあった。期待通りに、きっちりと半馬身、差し切り勝ち。母に続くデビュー勝ちは、最初の“親孝行”となった。
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【チャンピオンズC】武豊、コパノリッキーで3頭目の同一年春秋JRAダートG1制覇決める! [競馬]

◆第16回チャンピオンズC・G1(6日、ダ1800メートル、中京競馬場)

 宿敵タルマエを連破して、史上3頭目となる同一年の春秋JRAダートG1制覇を決める。フェブラリーSを快勝して今年、好スタートを切ったコパノリッキー。左トウ骨遠位端骨折で7か月半休養したが、休み明け2走目のJBCクラシックでライバルを撃破して完全復活を遂げた。「強かった。(ひと叩きで)ガラッと変わったね。見事だったと思う」と武豊は振り返った。
前走は2馬身半差で圧勝したが、まだ良化の余地を残す。「休み明け3走目で、ちょうどいい頃かも。左回りは上手。1コーナーまでスムーズに入っていけるかが重要だね」。先週の京都2歳S(ドレッドノータス)で3週連続重賞制覇中の天才が戦略を練る。

 昨年はまさかの出遅れが響いて12着。「去年は砂をかぶったのも良くなかった。最近はレースを覚えて安定して走れるようになっているので今年こそ」と村山調教師。フェブラリーSも、JBCクラシックも連覇中の実力馬。初の最優秀ダートホースのタイトルまで見えてくる今年G1レース3勝目をもぎとるか。(篤)

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人気も猿の方程式指数でも高くなりそうな馬。
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【チャンピオンズC】幸、連覇&史上初G1レース10勝目へ [競馬]

◆第16回チャンピオンズC・G1(6日、ダ1800メートル、中京競馬場)

 今週はダート王決定戦の第16回チャンピオンズC(6日、中京)が行われる。主役は連覇&史上初のG1レース10勝目を狙うホッコータルマエ。前走のJBCクラシックを勝って直接対決で3勝2敗と勝ち越したコパノリッキーが、“2強”を形成する。出走メンバー16頭中9頭がG1馬という強豪がそろったが、幸英明騎手(39)=栗東・フリー=に偉業へ向けた手応えを聞いた。

 ―4か月半ぶりで挑んだJBCクラシックは3着。ホッコータルマエの前走を振り返って。

 「仕上がりは良かったんですが、休み明けで力を出し切れませんでした。叩いて調子を上げていくタイプ(昨年は休み明けのJBC4着から優勝)で、それが出たんだと思います」

 ―前走で敗れたコパノリッキーとの対戦成績は2勝3敗に。今回は6度目の対決となる。

 「コパノリッキーは本当にいいライバル。こちらは休み明けだったけど、あらためて強い馬だと思いました。楽に逃がしてしまっては、いけない。昨年の東京大賞典のように、しっかりマークして進めて行く形でないと」

 ―今年の他のメンバーを見た印象は。

 「サウンドトゥルー、ノンコノユメなど強い馬が出てきて、メンバーは去年より骨っぽくなっている印象です。それでもタルマエは叩いた次は本調子ですから。力さえ出し切ればいい勝負になると思います」

 ―ジャパンCダート時代の阪神から、名称も舞台も変更となった昨年の覇者です。中京1800メートルで乗るイメージは。

 「スタートから1コーナーまでそんなに長くはないので、ゴチャつきますよね。最初のコーナーまでスムーズに進めることが大事。直線に坂があるけど、前に行った馬が残っています。昨年のように前のポジションで競馬をしないといけない。手応えがあれば動いていけるし、今は昔ほどソラを使う(1頭になって気を抜く)癖はありません」

 ―中間の状態は。

 「1週前追い切りは理想的なけいこができました。いい時しか出ない時計(坂路で51秒6―12秒8)です。一度、使った次は必ず結果を出してくれると思います」

 ―勝てば連覇、そして史上初のG1レース10勝目。最後に意気込みを。

 「G1レース10勝は達成させてあげたいと、いつも思っています。もちろん2年連続で最優秀ダート馬のタイトルも取りたい。そのためには今回、勝たないといけません。そして(来年に)3年連続でドバイに遠征できるように頑張りたいです」

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個人的にはもう終わっているのでは?
ただ猿の方程式は過去3走からの算出なんでどんな数値になるか[exclamation]楽しみではあります。
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爆笑問題のラジオに出演!藤田伸二が面白い [競馬]

元JRAジョッキーの藤田伸二氏(43)が、22日、TBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」(日曜・13時)にガラガラ声で登場し、「酒の飲み過ぎです」と先制ジャブ。初対面の大田光からの「いい意味でビジュアル系、もっといい意味で言うとホスト系」は、笑顔で流していた。
 「ラジオなんで、たくさん毒づいて帰ります」と宣言したあとは、過激発言のオンパレード。引退の理由とされる、エージェント制への不満については改めて「仲介者が力を持ちすぎ。勝ったジョッキーが上手いんじゃなく、馬が強いということ。今は“馬9・人1”だから、強い馬に乗れば、つかまっていても勝てる」と繰り返した。
 さらに「今、上にいるやつ(リーディング上位ジョッキー)で上手いやつはいない。岩田、蛯名正義は馬の上で暴れすぎ。秋山、津村は上手いと思う。(武)豊さんは天才なのかな? 僕もそんなに変わらないと思う。ただ飲むとだらしない。すぐ酔っぱらって、お金も払わずに『オオキニごちそうさん』ですから(笑い)」と続け、この日行われたマイルCSについても「相変わらず大手馬主の運動会。出場してたら? ポンコツに乗せられて終わっていたでしょう」と皮肉った。
 引退のもうひとつの理由も明かし「昔は馬と騎手がセットでコンビ愛が楽しめたが、今はない。ゴールドシップの主戦は誰と聞いても誰も答えられない。オルフェーヴルも日本に戻ったら、また池添が騎乗したけど、僕なら乗らない」とジョッキーの現状を嘆いていた。すっかり毒に当てられた大田は「とんでもないやつが来たな」と、なかばあきれながらも感心していた。
 藤田氏は、今年9月6日の札幌7Rに騎乗後、JRAに騎手免許取り消し願いを提出。突然の現役引退を表明した。ホームページ上で、その理由を「エージェント制への不満」と表明していた。JRA通算1918勝(史上8位)。1996年のダービー(フサイチコンコルド)を含め、G1は17勝を挙げている。2004年、2010年に特別模範騎手賞を受賞するなど、フェアーな騎乗を評価される一方で、歯に衣着せぬ発言でファンから人気を集めた。2013年に出版した「騎手の一分」はベストセラーとなった。
 引退後は、故郷である北海道の札幌市内に、ファンと交流できるカフェバーをオープンさせている。
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【ジャパンC】4歳牝馬ショウナンパンドラV [競馬]

[新月]第35 回ジャパンC・G1(29日・芝2400メートル、東京競馬場、良)

4番人気のショウナンパンドラ(池添)が、ゴール寸前で馬場の外から強襲して差し切った。G1勝利は、昨年の秋華賞以来2度目。首差の2着に7番人気のラストインパクト(ムーア)。1番人気のラブリーデイ(川田)は3着だった。
池添騎手「最高の状態に仕上がっていました。天皇賞・秋(4着)と同じ15番枠。競馬の神様に試されているような気持ちでいました。前にいたのが(天皇賞馬の)ラブリーデイだったので、『何とかかわしてくれ』と思って追いました。自分にとって久々のG1勝利。その味を忘れかけていましたが、本当にいいものですね」

 高野友和調教師「感無量です。秋華賞を勝った時に、この馬は強いと感じた。何とかそれを証明したいと思ってやってきた。ジャパンカップという大きな勲章をつけてあげられて、責任の一端を果たせたと思う」

 ◆ショウナンパンドラ 4歳牝馬、父ディープインパクト、母キューティゴールド。北海道白老町の社台コーポレーション白老ファーム生産、馬主は国本哲秀氏。戦績は16戦5勝、重賞は昨年の秋華賞など3勝。獲得賞金は5億6703万円。
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ジャパンカップ 猿の方程式予想結果 [競馬]

本日の猿の方程式予想の結果は・・・

◆第35回ジャパンカップ(G1)
トリップトゥバリス        14着
ミッキークイーン          8着
ダービーフィズ              9着
ショウナンパンドラ          1着
ラブリーデイ                 3着      
5頭ワイドBOX 回収率41%

◆京都10R 醍醐ステークス 
ダイシンサンダー  2着
シンデレラボーイ  4着
エリーティアラ    3着
3頭ワイドBOX 回収率190%

◆東京10Rウエルカムステークス
レッドオリヴィア    4着
イザベル        2着
ネオリアリズム     1着
3頭ワイドBOX 回収率120%

◆京都11Rオータムリーフステークス
タイセイファントム  1着
タールタン       8着
オールブラックス   7着
回収率0%

◆京都12R京阪杯(GⅢ)
ビッグアーサー 2着
ベルカント    4着
サドンストーム 10着
回収率0%

トータル回収率60.9% 
レースによって掛金を考えれば収支プラスに
来週も続けていきますので宜しくお願いします。



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JC 中継番外編 [競馬]

若者のテレビ離れが顕著だが、中でもフジテレビの下落ぶりはすさまじい。ドラマもバラエティも視聴率が取れず、勝負を賭けた改編は不発。頼みの人気女子アナはここ数年で続々退職するなど、まさに負のエネルギーに溢れている。

 そのフジテレビの転落ぶりを象徴するのが、日曜15時の「競馬番組枠」だ。最近は特に競馬そのものを軽視するような演出が目立ち、不評なこの番組枠。実は、出演した人気女子アナが退職、女性タレント陣がその後落ちぶれるというだけでなく、行方不明や警察沙汰など、ことごとく不幸のどん底に陥るというジンクスがある。

 まず、この時間帯で1987年4月から2007年12月まで放送された『スーパー競馬』から振り返ろう。96年から3年間出演した第3代女性司会者の斎藤陽子は、バスト90という見事な巨乳で世のおじさま達を籠絡したが、番組卒業から徐々に露出が減少し、ここ数年は音沙汰無し。テレビで見かけることはほぼなく、芸能界では行方不明という状況だ。

  97年から02年9月まで出演したさとう珠緒(当時24歳)は、ぶりっ子キャラで人気を博したが今や42歳。過去には武豊騎手と噂にもなったが、こちらも番組卒業後から露出が減少し、フリーとなった今は風前の灯火といった状況だ。

 05年4月から06年12月まで司会を務めた若槻千夏は、期間中に「神経性胃炎・潰瘍性大腸炎」を発症して番組を降板。その後自身のアパレルブランドであるダブルシーを共同で設立したが、成功せず手を引くことに。今や同じ事務所に所属するおのののかなどとは、露出度にも大きな差がある。

 さらに08年から同じ時間帯で始まった『みんなのケイバ』では、女性ナビゲーターを務めたほしのあきが、当時若手ホープの三浦皇成騎手と番組を通じて出会い、その後できちゃった婚。しかしその後「ペニーオークション詐欺事件」に関わったとして、芸能活動は休止状態に追い込まれている。

 また局の女子アナとして出演した高島彩はその後退職してフリーになり、長野翼はソフトバンクの内川と結婚して退職。松尾翠も福永祐一騎手と結婚して退社している。フジテレビとしては、貴重なアナウンサーが退職するきっかけとなる「呪われた番組」と言えるだろう。

 現在、2010年から始まった『みんなのKEIBA』に出演しているのは、優木まおみ、大島麻衣の2人だが、彼女らが今後どんな芸能人生を送るのか。なんとかジンクスを破り、芸能界から消えないことを祈りたい。
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過去の女性MCの芸能生活は確かに散々な末路。
ただ日曜日の午後に公営ギャンブルの中継を地上波で放送しているんだから見た目的にも華は必要でしょう。
本当に競馬好きならラジオでしょ。競馬場に来てもラジオを聞いている位だからね。

そうは言ってもジンクスどおうりになりそうだ。

民法の女子アナ試験に落ちてアイドル紛いとブレイク前の元AKBですからね。 


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JC ペルーサ&ジャングルクルーズ、ジャパンC厩舎情報 [競馬]

ペルーサ(牡8)とジャングルクルーズ(セン6)の藤沢和雄厩舎の2頭が、ジャパンC(GI・芝2400m)に向けて坂路コースで追い切りを行った。2頭について藤沢調教師のコメント。

「ペルーサは昨日が全休日でしたから月曜日に坂路でやっていますし、今日は時計は遅かったですけど、十分の内容だったと思います。強いメンバーが揃いますが、前走の天皇賞(GI・7着)もさほど負けてはいないですからね。距離が延びるのも良いのではないかと思います。

 ジャングルクルーズは、前走(ワールドASJ・1600万下・1着)休養明けで相手も強かったけれど、頑張って走ってくれました。血統的にも奥手ですし、長い距離も合いますからね。中間もじっくりと乗り込んで仕上がりは良いですよ」
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ジャングルクルーズには去年の天皇賞秋を勝ったスピルバーグと同じにおいがする。
実績で言えば買えない馬だが藤沢厩舎がただ出走させるとは思えない。
東京での実績は充分だし屋根も菊花賞を勝った北村。
藤沢厩舎のもう一頭のペルーサはクラッシックからずっと追いかけた馬。出遅れなくポンと出てくれればかなり期待できる。
藤沢厩舎二頭でワイドか三連複で勝負[exclamation]
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現役最強馬・ラブリーデイが、人気も知名度もイマイチな理由…… [競馬]

中央競馬もいよいよクライマックス。第3週からは今年最後の中央競馬開催まで「7週連続G1競走開催」となり、競馬ファンには忙しい週末が続くことになりそうだ。

 また翌年1月には、前年最も活躍した馬に送られる「JRA賞 年度代表馬」が表彰され、その行方も例年ファンに大きな注目を集める事項である。現状の年度代表馬候補としては、皐月賞・日本ダービーの2冠を達成した3歳馬ドゥラメンテ、夏の宝塚記念、そして1日に天皇賞・秋を制し、目下4連勝中のラブリーデイ。そして、今年の天皇賞・春に勝ち、秋はジャパンカップ、有馬記念に出走を予定しているゴールドシップあたりが有力といえそうだ。

 ただ、ドゥラメンテは2冠達成後の翌月に骨折が判明して年内は未出走が確実、ゴールドシップはジャパンカップ、有馬記念のいずれかを勝てば可能性があるという状況で、その気性や6歳という馬齢を考えても、たやすく達成できるとは思えない。現状、すでにG1を2勝している5歳馬のラブリーデイが、最も年度代表馬に近い馬といえるのだが……。

 このラブリーデイ、強いことは間違いないのだが、ここ数年のトップホースたちと比較するといかんせん“地味”なのである。

 ラブリーデイは、父が今年産駒がG1を5勝し、種牡馬賞金獲得ランキングでも現在2位のキングカメハメハ。母方には日本史上最高の種馬であるサンデーサイレンスや、同馬と覇権を争ったトニービンの血が流れており、血筋は決して悪くない。調教師はあのオルフェーヴルを管理した池江泰寿師で、馬主はディープインパクトやクロフネなど、歴代の名馬を数多く所有してきた金子真人氏だ。すべてにおいて「ビッグネーム」が名を連ねるラブリーデイは、一見地味ではないのだが……。

「まず、2歳でデビューしてから昨年の4歳終了までの2年半、この馬のパフォーマンスは決して高かったとはいえないものでした。日本ダービーで7着だったので、当時から素質馬であることは間違いないのですが、2ケタ着順を連発したこともありますし、キズナやオルフェーヴルなど、強さと人気を備えた役者に完敗しているという事実もある。さらに、ラブリーデイは“中距離馬”。天皇賞・秋や宝塚記念のような2000m前後のレースでは成績が安定しているものの、天皇賞・春(京都3200m)はもとより、G2である阪神大賞典(阪神3000m)など、長距離戦では実にあっさりと負けるんです。覚醒した今ならスタミナ戦もこなすかもしれませんが、どうしても主役に相応しい“圧倒的”な強さが感じられない。勝ち方も前目から抜け出して粘り込むという、特にハデさのないレースぶりですし……」(競馬記者)

 正攻法でキッチリ勝つことができるのだから、強いことには違いない。ただ、どうしても“玄人(くろうと)”色が強いラブリーデイ。大暴れしながら他馬をなぎ倒したオルフェーヴル、最終的に世界ランキング1位になるほどのレース振りを見せたジャスタウェイなど、ここ数年活躍した競馬界の主役たちと比較するのは、少しかわいそうかもしれないが……。

「G1を史上最多タイの7勝、2000年に中央競馬史上唯一の『年間無敗』を記録し、“世紀末覇王”と呼ばれたテイエムオペラオーとかぶる部分があります。オペラオーの強さは最近になって再認識されつつありますが、レース振りは接戦をハナ、クビ差で確実にモノにするというもの。最強馬としては地味で、人気もイマイチでした。1歳上にスペシャルウィークやグラスワンダー、エルコンドルパサーなどの“史上最強”と呼ばれるド派手な世代馬がいたせいもあるでしょう。ラブリーデイもまた、ここ2年で世界的にも大躍進した日本競馬の主役たちの後ということで、どうしても見劣りしてしまうんです。ワールドワイドな可能性はあまり感じませんし」(同)

「今年の日本競馬はレベルが低い」というのは、世界的な情報として流れているそう。近年日本馬が上位を独占して、有力外国馬の出走が減少しているジャパンカップにも、今年はチャンスとばかりに世界の強豪が集まるという話だ。現状、その“総大将”であるラブリーデイにかかる期待は大きいが、ファンとしては「ニューヒーロー」の誕生を待っている部分もあるのかも……。

ラブリーデイ競走馬データ


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